ハンドメイド販売で売れるものとは?

ハンドメイド販売で売れるものを考える時、様々な角度からのカテゴライズ(分類分け)が必要です。感覚として理解している人にとっては当たり前のことかも知れませんが、これから書くことを知らないとハンドメイドを販売で利益を上げていくことは難しいかもしれません。


以前にも書きましたが、ハンドメイドで売れるものと言えば、アクセサリーが定番ですよね。実際に『ハンドメイドアクセサリー』という語句でGoogle検索されている数は月間15,000回を超えています。この事を見ても多くの人が『ハンドメイドアクセサリー』に興味を持っていることが解ります。そして、この『ハンドメイドアクセサリー』もネックレス、ブレスレット、ピアス等の種類に分けられます。

その中でも『ハンドメイドピアス』は特に人気があり、『ハンドメイドピアス』という語句での月間Google検索数は約4000回です。それとは別に『ハンドメイドネックレス』という語句での検索回数は約800回程となりますのでその人気(需要)は同じハンドメイド商品でも大きく違っていることが数字として解りますよね。

過去記事参照:ハンドメイドピアスは必須アイテム

ですので、例えばトンボ玉をハンドメイドで作製しているのであれば、ネックレスにするよりもピアスにした方が売れやすいと予測出来ます。勿論、トンボ玉のネックレスが欲しいという人も確実にいる訳ですから、両方用意しておくのは当然ですよ。

更に言えば、『猫雑貨』『カエル雑貨』『きのこ雑貨』等のように、用途で分けるのではなくそのモチーフデザインでカテゴリーすることも出来ます。

『猫雑貨』という語句ではの月間検索数は約16,000回、『カエル雑貨』という語句ですと約2,600回となります。残念ながら『キノコ雑貨』ではデータがありませんでしたのであまりキノコ雑貨を検索で探している人はいないのかもしれません(笑)

ここまでで上げた数値はあくまでも、今現在のものですし、調べるツールによっても変わってくるので参考程度に考えて下さい。

たくさん検索されているものであれば当然ライバルも多くいるということですので、検索数が多いものを作れば売れるという訳ではありません。しかし、自由に自分の発想や考えで商品に落とし込むことが出来ることが強みであるハンドメイド作家としては、このような基本的なことは知識として知っている必要があります。

調べてみると、カエル雑貨やキノコ雑貨のようにマニアックなモチーフ雑貨を専門的に扱っているお店、イベント、フリーマーケットも結構あります。

売れるモノを考えて売れる場所で売る。これが商売の基本中の基本です。いわゆる『マーケティング』というやつですね。マーケティングという言葉も最近ではよく聞くようになりました。どんな大きな企業、会社もこのマーケティングに人と時間とお金をかけています。

『世の中が何を求めていようが関係ない!自分は自分が作りたいものを作るよ!』という人もいます。それはそれで良いと思います。そういう人もまた、ハンドメイドカルチャーを育てていく上では必要な存在だと思います。

今日書いたことはヒントです。そのまま取り入れてもそれなりの効果はあるかもしれませんが、その根本について考えて頂けると嬉しいです。どんなものを作って、どういう場所で、どのように売るか、そんなことを考えながら手を動かしてみるのも楽しいものです。ハンドメイド作家とはそういう仕事だと思います。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。



お洒落な私服